ミカルディスによる降圧と地竜エキスでの動脈硬化予防

高血圧は血圧が高い状態が継続してしまう疾患です。自覚症状がないことから放置して進行させてしまうことが多く、血圧が高い状態が続いてしまうことによって血管がもろくなって動脈硬化が生じることがよく知られるようになりました。動脈硬化はやはりそれ自体に自覚症状がないことが一般的ですが、それに伴って血栓が生じて詰まってしまったり、血管が裂けて出血してしまったりすることによって重篤な疾患になるというリスクを持っています。そのため、自覚症状がないうちからの積極的な治療が推進されています。
血圧管理の上で用いられるのが降圧剤であり、ミカルディスはその代表的なものです。ARBに該当するミカルディスは副作用が少ないことに加えて腎臓の保護作用があります。高血圧患者は腎疾患を併発することが多いため、その予防もかねてミカルディスが選択される傾向があります。また、糖尿病患者ではミカルディスは第一選択薬となるというのもよく用いられる理由です。
一方、動脈硬化の予防をしながら高血圧の根本治療を行うために食事療法等を行っていくことが重要になります。パイナッツプルは降圧作用と動脈硬化予防に効果があるとされる果物です。パイナッツプルに含まれるカリウムがその効能を持つとされています。ただし、カリウムの血中濃度を高める効果もあるβ遮断薬に分類される医薬品を用いている場合にはパイナッツプルを食べる量に注意が必要です。
一方、地竜エキスは通常は解熱剤として用いられる漢方薬ですが、高血圧の際にも用いられる場合があります。地竜エキスに含まれる酵素が血栓溶解作用を持つと言われており、地竜エキスによって動脈硬化に伴う閉塞性疾患の予防に効果を期待できるからです。